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入門用マイコンボード PIColo の紹介




<概要>

■最新のPICを搭載した入門用のマイコンボード

 PIColoはPIC16F1936を搭載した入門用のマイコンボードです。プログラムメモリ14KB(10万回書き換え可能)、RAM512バイト、EEPROM256バイト(100万回書き換え可)、外部クロック不要で最大32MHzで動作、ADCx11ch、UASRTx1、SPI(又はI2C)x1、8ビットタイマx4個、16ビットタイマx1個、1.8〜5.5Vで動作します。


■ホームページで初心者向けにCでの開発方法を公開
 本ページ下のリンクで、初心者向けにC言語での開発方法を詳しく紹介しています。LEDの点滅からロボット作成まで。


■フリーのC言語開発環境
 Microchip社(PICのメーカー)が公開している無料のC言語開発環境を使います。


■センサー、アクチュエータを簡単に接続可能
 ボードにはあらかじめ、センサーや浅草ギ研製サーボに接続可能なポートを配置していますので、ピンヘッダを取り付けるだけで簡単にセンサーやサーボを接続することが可能です。また、サーボ駆動時のために電解コンデンサをハンダ付けする端子も用意しています。電解コンデンサやピンヘッダなどのアクセサリをひとまとめにしたオプションも用意しています。


■安価な純正ライターによる書き込み
 PICの純正ライター(プログラム書き込み機)、Pickit3用のポートを用意。Pickit3は最新の書き込み機で、開発環境から直接起動してプログラムを書き込むことができるので、難しい設定などが不要です。
※ Pickit3は浅草ギ研では販売していません。電子部品店の通販などでお買い求め下さい。(千石電商テクノロジアなどのWebショップで販売しています。)


■28x37mmの超小型設計


■低価格
 本体は必要最低限の部品だけを装備し、低価格にしました。周辺機器を自作される方はシステムを安く作ることが可能です。自作はあまりしない方のために、各種オプションも用意しています。



<仕様>

電源電圧
 +1.8〜5.5V
動作電圧
 電源電圧と同じ
動作周波数
 31kHz〜32MHzで可変 (プログラムで動作中に変更可能)
プログラムメモリ
 14KByte (書き換え10万回以上)
RAM
 512Byte
EEPROM
 256Byte (書き換え100万回以上)
タイマ
 8ビットx4、16ビットx1 
ADC
 10ビットx11チャンネル 固定電圧リファレンス(1.024/2.048/4.096Vで選択可)
DAC
 4ビットx1チャンネル
コンパレータ
 2チャンネル
通信
 USARTx1、SPI(又はI2C)x1
その他機能
 端子の状態変化割り込みx8/キャプチャ/コンペア/PWM/LCD制御/スリープ制御/容量検知/SRラッチ/
外形寸法
 W28xD37xH5mm
重量
 3g



<価格>

PIColo (本体)
 2,100円(本体価格2,000円)




PIColo−ACC アクセサリキット 
(電池ボックス、電源コネクタ、IO用ヘッダピン、プログラムポート用端子、安定化コンデンサのセット)

 872円(本体価格830円)




PIColo−232C (PCと通信するボードとケーブル)
 3,150円(本体価格3,000円)



PIColo−AS (上記3点のハンダ付け済みバージョン、電池ボックス、PCケーブル)
 5,670円(本体価格5,400円)




※電池ボックス用乾電池(単4x3本)は別売りです。
プログラム書き込み機Pickit3が別途必要です。現在のところ、Pickit3は浅草ギ研では扱っておりません(他社の方が安いので)。千石電商テクノロジアなどのWebショップで販売していますのでそちらからお買い求め下さい。Pickit3はいろいろなバージョンがありますが、本体のみ(型名がPG164130)、でOKです。


<ピン配列>

 





 





 







 





 





 






<組み立て>

 PIColo本体のみを購入した場合は、外部機器を自由にハンダ付けなどができます。

 外部機器や電源取り付けのためにアクセサリキットを用意しています。アクセサリキットを取り付けると、乾電池用電池ボックスや浅草ギ研製センサー、サーボなどを簡単に取り付けることができるようになります。

 アクセサリキットの取り付け方法のページ


 オプションのPIColo−232Cを取り付けると、PIColoとPCを通信させることができます。これにより、計算途中結果を表示させたり、センサーの値を表示させることができます。

 PIColo−232C取り付け方法のページ




<データシート>

 マイコンを開発する場合、通常はマイコンメーカーが公開している”データシート”というものを読んでそのマイコンについて詳しく理解します。本製品に搭載しているマイコンPIC16F1936のデータシートはこちらになります。

 PIC16F1936のデータシート  (右クリックで対象を保存)


 但し、データシートを読むにはある程度のマイコン開発スキルが必要で、ビギナーの方には何がかいてあるか、またはどこを読めばいいかわからないと思います。次の節のチュートリアルで基本的な開発方法と、データシートの読み方、簡単な機能の使い方の解説を行います。



<チュートリアル>


 1)開発環境の用意、プログラムの書き込み方法

 2)プロジェクト作成〜PCのモニタに計算結果を表示させる (PCによるデバック)

 3)LEDの点灯とスイッチの入力 (IOのデジタル入出力)

 4)タイマによるLEDの点滅 (タイマ機能)

 5)タイマ割り込みによるサーボの駆動 (割り込み)

 6)ADCによるセンサーの読み取り

 7)DCモータ駆動

 8)PWMによるパワー制御 (コンペア・キャプチャ・PWM機能)

 9)スイッチなどの外部入力による割り込み(状態変化割り込み

 


 これ以外の機能については随時掲載予定ですが、しばらくはデータシートを参照願います。




<応用例>

 ※応用例は随時掲載予定です。





<Q&A>

※Q&Aにつきましては、お問い合わせ、ご質問の多いものから随時掲載していく予定です。

Q:マイコンボードが動かない。何が悪いのか検討がつかない。
A:
ビギナーの方ほど、書いてある通りにやったとおもっても勘違いをしていたり、自分の間違いを疑わない傾向にあります。このような場合は、いくら考えても間違い箇所を見つけられないので、思い切ってその日はやめて、寝ておきてからもう一度考える、など気分転換をすると間違いに気づく場合が多くあります。
ビギナーの方に多い勘違いには次のようなことがあります。
1)電源の問題。乾電池は1.5Vと書いてあっても1.5V出ていない場合があります。かならず電源電圧をテスターなどで測定してください。特に乾電池は使わなくても1年ぐらいで放電するので、古い乾電池を使用して動かない、というケースを多く見ます。
2)ハンダ付け不良。ビギナーの場合は熱破壊を恐れて、端子を十分に熱しない場合が多くあります。ハンダだけではなく、端子も十分に熱しないとハンダは溶け込みません。最近の素子は以前ほど熱には弱くないので、熱しないよりも熱した方が成功確立が高まります。また、太い線(パターン)と、細い線とでは熱の伝わりかたが違いますので、同じようにハンダ付けしても太い部分が溶け込んでいなかったりするので注意してください。



 



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