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第一次関東ロボット大戦
(本当はRemoのセンサー取り付け記事です。)


 緊急連絡!!

 2X09年12月7日 
  米帝大本営発表 「本日、わが米帝は大日本技研より宣戦布告を受け。戦争状態に突入した。」



プロローグ

2X09年12月4日

 NEWS:「じつは千葉県でも長狭米という、おいしいおがとれるんですよ国」(通称”米帝”。千葉県いすみ市。)は大日本技研(東京都三鷹市。)がひそかに開発中の次期主力戦略兵器である多脚砲台の情報を入手した。これがその画像である。

 

 我々はこれを通称「孫グモ」と呼ぶことにする。

 これが開発されると、比較的安定を保っていた関東のロボットビルダーの勢力バランスが崩れると判断したわが米帝は、これに対抗する兵器の開発に着手した。

 尚、この記事を読むにあたり、士郎正宗先生の「アップルシード」を読んでおくことをお勧めする。1985年に書かれたとは思えない逸品である。また、この記事の見所は、たなか氏が締め切りに間に合うかどうかというところでもある。
(締め切り?)



構成の検討

2X09年12月4日

  ここからは、米帝水軍特務局副長官見習担当候補生のP4が説明する。”ぴしい”とよんで欲しい。

 さて、戦うにあたり、装備の要件を確認したい。実は秘密裏に、敵国の首相である”たなか”氏より

 1)モニタで見れて戦えると面白いのではないか
 2)アルミ箔を貼った装甲によってダメージを確認できたら面白いのではないか
 3)発射弾数をセンサーで取得し、残弾表示ができたら面白いのではないか
 4)発射機構は色々な人に聞いて検討中である

 という提案・報告があった。

 モニタのところは、我が国が開発した最新兵器である二眼カメラ付き無線モジュール「Remo」を使うことで同意。しかし実はこれは”画像センサー” として開発されたものであり、映像としての画像は荒く、フレームレートも低い。それは大日本技研には伏せておくことにしよう。しかし、映像が荒い方が戦闘画面としては萌えるという意見もある。

 2)と3)は新規でなんらかのセンサーを開発する必要があるが、Remoにはセンサー情報をPCに送るボードを拡張できるのでそれを使う。

 4)はラジコンのアンプで代用できないかと考えた。

 それよりもまず、攻撃兵器の入手である。


電動ガンの購入

 攻撃するにあたり電動ガンが必要である。我が工廠では在庫が無かったので、近所のショッピングモールへと調達に出かけた。ロボットへの搭載を考えるとミニ電動ガンシリーズが良いのではないかとの結論に達した。

 我が国が位置する千葉外房ではおもちゃ屋も少ない。探した結果、隣国一ノ宮のベイシアというスーパーでやっとミニ電動ガンを発見。Mac11(マックイレブン)しかなかったのでそれを購入し、意気揚々と帰国した。これがその画像である。



 

 説明書を読む...

 おさる君の母上に怒られそうである... よい子の皆さんは絶対にマネしないでもらいたい。










 国益を優先して進める。



 プラスチック部分をカットしてロボットに取り付けようと思っていたが、旧型の電動ミニガンと違って、弾をマガジンに入れる方式だった。これでは持つところ(正式にはなんと言うんでしょう?たなかさん)がカットできないではないか!!持つところをカットできないとロボットに取り付けられない。

 早くも開発は暗礁に乗り上げた。

 つづく。
 



ガンの分解

2X09年12月5日

 マガジンの問題は、仕方がないので横置きにすることにする。出っ張りが大きいのと、弾数が22発しかないというのはかなり問題であるが仕方がない。財務大臣(ヨメ)の目が光っているのでもう一丁購入というわけにはいかないのである。

 さて、旧式のミニ電動ガンは一度分解・解析したことがあるが、この新型はブローバック機能もついているので内部が大きく変わっている可能性がある。よって解析も慎重に行う必要がある。とりあえず、小さく窓状にカットして内部を観察。持つところ(正式にはなんと言うんでしょう?たなかさん)の底からモータ線が引き出せることが判明。これがその画像である。

 

 実際にRemoのバッテリに直結してみたところ、問題なく動作した。



構成の検討2


 構成の検討を続ける。

 12/4に確認した構成要素から、こちらの構成は以下のようになると考えられる。


 

 電動ガンの発射機構だが、Remoは現在のところ、小規模のDCモータしか駆動できない(SACを使用した場合)ので、とりあえず、RCサーボ駆動用のAGB65-RSC/460KからラジコンPWMの信号を出し、市販のラジコンアンプ(車用)でガンを駆動できないかと考えた。

 ダメージセンサはセンサーの信号を直接ADCで拾える。

 問題は残弾の計測である。残弾というよりも発射した数をカウントする、というのが現実的であろう。通信部分を作るのが面倒だったので、弾が通過したら電圧が下がる、というものを作りADCで読み込んでPCに送ることにする。これをBB弾通過センサーと呼ぶ。

 大日本技研で作られているものは、ガンの発射と、サーボ駆動はラジコンで行うようなので、共通する部分はRemoとADCから先の部分になる。




ダメージセンサの構造の検討


 たなか氏のアイデアでは、アルミホイルを貼って、それに弾が当たったら穴があく。たとえば、外からの光などをセンサーで測定してダメージを測れないか?というものだった。

 

 なるほど、回路設計屋では考え付かない斬新な方法だ。

 ここで、もう少し考えてみる。もし、外からの光の量が違ったら、1発の重みが変わってくるのではないか。たとえば、薄暗い部屋ならなかなかダメージが溜まらないが、晴れた日の外でやると一発で死亡、ということも考えられる。

 そこで、装甲の中に赤外線LEDを付け、その光量でダメージを測定するというものも考えた。

 どちらもコストが非常に安く作れるので、2種類作って試してみることにする。どちらが良いかは実際に作ってみないとわからない。センサーシステムはトライ&エラーの繰り返しが必要なのである。最悪、どちらも使えないということもありえる。




BB弾通過センサの設計


 BB弾通過センサーも、赤外LEDとフォトトランジスタの組み合わせで光遮断による通過センサがよいのではないかと考えた。

 当初は手組みで簡単に、と考えていたが、銃口の先端部にセンサーを固定するのと光の軸をまっすぐにする必要性から、
構造をしっかりつくらないといけないというのがわかってきた。ケースを上手く作るのは上手ではないので、基板を作ってしまうことになった。だんだんと趣味のレベルから逸脱しつつあるが、これは財務大臣にはナイショにしておこう。

 ということで設計が終わったのが下の画像である。


 
 
 とりあえず双方予備を含めて4セット分を発注。パーツ及び基板が上がるのが約2週間後になると予測され、作業を中断する。



宣戦布告

2X09年12月7日

 本日、我が国は大日本技研より宣戦布告を受け、戦争状態に突入した。これにより、実際の戦闘になることがほぼ確定したが、両国ともいろいろと忙しいので「戦闘開始は1月中旬〜3月ぐらいかなあ」ということで同意。戦争状態ではあっても、今後も関東ロボット練習会などで技術交流は行われる見通しである。




射撃制御システムの実装

2X09年12月11日

 明日は関東ロボット練習会最大の行事とも言われている忘年会である。昼間は都内各所のロボットショップで練習会が分散開催されるが、敵国の首相と打ち合わせる良い機会なのでそれまでに出来るだけ作業を進めておく。幸いにも、財務大臣が子供を予防接種に連れて行くというので、そのスキを見計らっての作業となった。

 まずは簡単なところで、射撃システムを実装する。実装とはいえ、コネクタを付け替えるだけなので簡単だ。これがその画像である。

 
 ラジコンアンプをモータドライバ代わりに使って、AGB65-RSCでON/OFFする。アンプは車用の「EN-1スピードコントローラ」を使用。これえを選んだ理由は特にないが、通販で探した結果一番安かったもの。車のようにDCモータを駆動するラジコンアンプならなんでも良いと思われる。
・アンプの赤黒線を、RSCのサーボ供給コネクタへ、
・アンプの青/オレンジ線をGUNのモータへ(青を黒、オレンジを赤へ)
・アンプの信号線をRSCのサーボコネクタへ

 テストとして、RemoMortionEditorで駆動したところ、問題なく無線での発射が可能となった。RemoMortionEditorはRemoのロボットキットを動かすためのサンプルプログラムだが、AGB65−RSCを拡張したときのテストも行える。ソースも公開している。

 尚、今回は画像を使う予定なのでRemoから駆動したが、AGB65−RSCに浅草ギ研のBluetooth無線を直接つけることもできる。つまり、無線発射装置としてだけならRemoは不要である。



cds方式ダメージセンサの試作


 時間にまだ余裕があるので、cds方式のダメージセンサを試作してみる。材料はあらかじめ手配済みである。

 
 測定にあたり、Remoを使用した。胴体部分にセンサーボード、AGB65−ADCを入れ、センサーケーブルを出しておく。ソフトはRemoMortionEditorを使用。

 回路はつぎのようになる。

 

 
 実際に作ったもの。

 入手したCdsの抵抗を測定したところ、あかるいところ(スポットライトの間近)で100Ωぐらい、暗いところで70KΩぐらいだったので、3KΩの抵抗で分圧してみた。明るいとCdsの抵抗が下がるので信号の電圧は高くなり、暗いと低くなる。


 実際に測定してみた。


 
 
 センサーを手の中に入れたところ。つまり真っ暗の状態。AGB65-ADCへは8ビットモードで命令を出しているので、得られる値は0〜255の8ビット値。真っ暗だとCdsは約70KΩなので、3KΩ/73KΩ×256階調=10.52となり、ほぼ計算と同じ値が得られたことがわかる。



 
 
 スポットライトに近づけると、このように値が上がった。



 ということで、明るさを測定することはできた。これが有効かどうかは明日、練習会で実験してみることにする。




赤外線方式ダメージセンサの試作


 財務大臣が寝たので引き続き赤外方式を試作してみる。


 今回は秋葉でも入手できる赤外線LEDのTLN110(F)とフォトトランジスタTPS611(F)を使用する。回路は簡単だ。TPS611のデータシートにも書いてあるのでここに掲載する。

 計算及びテストしたところ、Rは75Ω(電流が約50mA)、RLは10〜100KΩとなる。RLは100Kの可変抵抗にすると調整ができてよいのだが、手持ちが無かったのでとりあえず5.1KΩをつけた。AGB65−ADCのセンサーポートからは5V電源が取れる。上図の「入力」と「Vcc」はこの5V電源を接続した。

 TPS611の波長特性を見ると、このようになっている。
 
 可視光は約380〜750nmなので、赤外線にだけ反応するのがわかる。通常は赤外LEDとフォトトランジスタを向かい合わせにして使うのだが、今回はアルミホイルに反射させて赤外を入力させる。
 実際に作ったのが下の画像だ。





 では実際に動作させてみよう。


 
 
 アルミホイルが無かったので、アルミ板を変わりに使ってみる。完全に覆ったところ値が100近辺となった。



 
 
 アルミ板を少しズラしてみると値が下がった。

 尚、こちらの方式は、赤外線の量が測定できないので、抵抗値を変えたり、取り付け方を変えたり、を何度も実験して最適な測定法を探るしかないと思われる。これも明日の練習会にもって行き、テストすることとしよう。




ダメージセンサの検討

2X09年12月30日

 先日の練習会におけるダメージセンサ実地テストは、cds及び赤外どちらの方式も問題があることが判明した。cdsはやはり光源の方向に大きく依存し、赤外の方はアルミが破れる具合によっては逆の結果(かえって反射が大きくなってしまう)になった。

 その後、敵国のたなか氏より、太陽電池がなかなかよい、という報告があり、現物を見せてもらうために中立国である秋葉原で会談を行った。これがその太陽電池の画像である。



 この太陽電池は秋葉原の千石電商で販売されている。本店の2件となりにメカトロコーナーがある千石の店舗があり、その店頭のラックにぶらさがっている。価格は1枚770円であった。
 ケースはたなか氏が当初から提案している、近藤サーボのケースが採用された。これはおそらく皆がもっているであろうものを標準とするためである。ちなみに、先日の練習会では我国、敵国に味方したいという勢力も現れ、戦闘になれば参加兵器は二台だけではない可能性も出てきた。

 光の量を検知するということでcdsと同じでは?と思ったが、検知面積が面になっているのでcdsよりは被弾率と比例して結果が出やすいことがわかった。また、あとで考えたのだが、起動後数秒間の平均値を取っておき、それからどれだけ値が変化したかで検知すればよいのでは、と考えた。これについては後日実験してみよう。

 また、我が国では感圧センサーを生産しており、感圧センサーを面で配置して被弾センサーとする、という提案をしたがコストが大きくなりすぎるので却下となった。



主力戦車の製造


 
 そろそろ兵器の製造を行わないと、会戦に間に合わないので兵器を製造することにした。今回、RemoのヒューマノイドタイプにGUNを付けて、とも考えたが、あまりにもコストがかかりすぎるので別な方法をとることに。Remoのメインボードはロボット神経システムにつながるので、DCモータコントローラをつなげることもできる。ということで移動手段は安価なタイヤ式にする。DCモータは浅草ギ研で販売しているタイヤ付きDCモータを採用した。これはRCサーボのようなケースにDCモータが入っており取り付けに便利である。ギア比も2種類選べるが、今回はギア比が大きくトルクも大きいタイプのR340を選択。


 
 R340の場合、コイル抵抗がマブチモータなどと比べて低い。よってモータドライバを壊さないようにモータの両端に抵抗を入れる必要がある。今回は両端に5.1オームの3W酸化皮膜抵抗を付けた。3Wともなると普通の抵抗(1/8Wカーボン抵抗など)とは大きさが異なる。上の写真の上の水色が今回使用した3Wのもの、下が普通の抵抗である。



 
 これはフレームを作って、各要素を取り付けたところである。4本出ている線はセンサー用のもので、正面と両側がダメージセンサー用、もう一本が残弾センサー用である。残弾センサーはまだ製作中で、来年はじめ頃に完成予定。



   
 砲塔部を取り付けたところ。手前にあるのは太陽電池である。

 
 ソフトウェアは、RemoMortionEditorを若干改造して、センサー値を取れるようにした。DCモータ駆動や砲塔制御はまだ実装していない。とりあえず動作テストしたのが下の画像である。


 
 約30cmの距離にコトブキヤ製1/1ホイホイさんプラモを置いてみた。静止画でみたのがこの写真である。センサー値はとりあえず5個取れるようにしてある。

 モニタに出す場合にはRGB出力となるが、Gだけ出してみると暗視装置のような画面になるのでは?と考え、動画時にはGだけ出力するモードも追加してみた。

 
 おおっ、それっぽい。

 と、ここで隣国に住む義弟が酒瓶をもって襲来してきたので、今日の作業はここまでとする。




ダメージセンサの検討その2

2X10年1月4日

 年が明けて2X10年。今月か来月に会戦の兆し。作業を進める。

 
 さて、ダメージセンサーだが、先日のたなか氏との会合で太陽電池がけっこうイケるということが判明した。さらにソフト的に取り付け時の値をオフセットすればよいのでは、と考えたので実験してみる。まずはセンサー読み取りの部分に「初期化」ボタンをつけた。これは押した後1秒間で10回のサンプリングを行い、その平均値をオフセットして表示しようという試みである。

 実験してみたのが下の写真
 
 
 

 起動後に初期化ボタンを押すと壱〜伍の数値が0に近い値(0か1)になる。そこで上の写真のように装甲(太陽電池とプラケース)に適当に穴を明けたところ、上のような結果になった。装甲は弐のセンサーにつながっており、2個以上穴が空いたときから値が上がり始めた。4個ぐらい穴を空けたら数値が5〜6に上がった。ここで装甲の向きを変えてみたが、床面へ下向きにしたとき以外は0〜1にならなかったので判定が出来た、と考えてよいと思う。


 
 ついでに、戦車を操縦する部分を作ってパネル化した。これで模擬戦はできると思う。

 とりあえず、テスト環境はできた。1月10日に行われる練習会で、敵国の兵器との模擬戦による調整が行えそうだ。と思ったら敵国の方はなにやらシステムがトラぶっている様子。



残弾センサの実装

2X10年1月9日

 明日は関東ロボット練習会(と、たぶん新年会)である。実は先日カゼをひいてしまい寝込んでたのだが、そのリハビリを兼ねて残弾センサの実装にとりかかる。

 過去ログを見ると、基板設計が12/5であった。ほったらかし過ぎである。一応、テスト用に下記のように2枚作ってみた。

 
 左が裏面、右が砲塔取り付け面である。照射範囲が狭い(約20度)赤外LEDの光を、赤外用フォトトランジスタで受けて、光がさえぎられたらマイコンの外部割込みで検知してDAC経由で電圧出力する、というもの。
 裏面の大きなICがマイコンで、小さい方がDACである。マイコンはこんなに大きなものは必要ないのだが、小さいPIC用のコンパイラの使用期限が切れてたのと、大量にdsPICが余ってたのでdsPICを使用。三輪車にカローラのエンジンを積むようなものか。完全にオーバースペックである。

 さて、マイコンのプログラムを書くのも久しぶりだが、難しいところはまったくないので小一時間でファームも終了。起動時は出力0Vで、BB弾の発射検出の度に出力電圧が上がっていく。出力値だが、使用したDACは12bit出力になっている。電源はセンサーボードから取るので5V、Vrefも5Vとした(電源に直結)。データを読み取る方は8bitで扱う予定なので、5bit分づつ(値16)増加するようにしてある。つまり、一回の光遮断で16/4096x5V=約0.0195Vの変化となる。尚、DAC側で出力ゲインを2倍にする、という機能があったのでそれも使ってみた。ということで、現在の戦車に搭載されているAGB65−ADCで8ビットモードで読み取ると、一回の光遮断で値2変化することになる。よって残弾を測定できる最大数は128となる。

 リロードについては、基板上にプッシュスイッチ用端子を取り付けておいた。プッシュスイッチを押すとマイコンのカウントをリセットし、出力電圧が0Vに戻るようになっている。


 テスターで動作確認をし、正常動作したので、実際に砲塔に取り付けてみた。それが下の写真である。


 

 取り付けはまっすぐにしないと大変なことになる。実際、写真のように針金で適当につけてBB弾を発射したところ、3発目ぐらいでズレてLEDにヒットし、センサー部が吹っ飛んでしまった。ということで、テストは「左手でセンサーを押さえ、右手でPCを操作し、足でBB弾を緩衝させるスポンジを抑える」という体制でづつけられ、その間3回ほどでん部がつってしまうという事態になった。

 この部分は取り付け冶具を作らないと無理である。ということでこのセンサーを敵国に供与し、冶具を作ってもらおう。そして一個もらおう。

 実験の結果、BB弾の発射速度などは問題ないのだが、銃口が広いので光をきちんとさえぎれない、ということがほとんどだった。コレに対して、フォトトランジスタに小さい穴が空いたビニールテープをかぶせたところ、その穴が銃口の中心近くにきちんと固定されれば計測できることがわかった。上の写真の右側はフォトトランジスタだが、見づらいかと思うが、先端に穴の空いたビニールテープが貼ってある。


 

 ということで、センサー壱にこれを接続し、5回連射したところが上の結果である。計算通り、1回の発射につき値2上昇した。
 このような数値表現ではわかりづらいので、時間があるときにでももう少しグラフィカルな表示にしようと思う。ガンダムのビームライフルの残弾表示にするか、エイリアン2のライフルの残弾表示にするか。。。
たなか氏曰くエイリアンのは”パルスライフル”と言うそうな。さすが本職。ちなみに、パルスライフルの残弾表示は撃ってる本人には見えない、観客から見える位置にあるので、と教えてもらった。へぇー。)




交戦規定の検討

2X10年1月10日

 本日は関東ロボット練習会の日であった。今回は20人前後の参加があり、技術交流、ロボット談義、ラノベ談義などが行われていた。また、神矢みのる大先生も来場されロボット談義に参加されていてびっくり。



 
 
 さて、今回は敵国首相と、参戦表明をしている各国代表が集まっていたので交戦規定について検討した。まずは参加表明国であるが、本日の練習会参加の中では

 ■大日本技研
 ■米帝
 ■しまけん国
 ■イガア国
 ■B作国

 また、忘年会の時の表明で、

 ■えまのん国
 ■もた国

 場所は、秋葉のショップなどを借りると多大なるご迷惑をかけることになるだろう、という予想から、大日本技研の本社で行うこととなった。フィールドは大日本技研のリビングルームで、操縦は別室にこもって行う。つまり実際のフィールドは見れないという状況がよいのでは?ということになった。
 ルールの検討も行われたが、一番の争点となったのはカメラの搭載の義務である。カメラシステムを使用すると高価になるのと混信の問題があるのでカメラ無しでもよいか、また俯瞰カメラを使うか、などの話になったが、結論としては基本的にはカメラを搭載する方向で統一した。ただし、イガア国などは、「カメラ無しで参加してもよいか?」というところもあり、視覚以外で戦うこともOKとなった。さすがニュータイプである。ちなみに音だけで戦うというのもアリである。尚、俯瞰カメラ禁止ということになったが、俯瞰でなければ自機以外にカメラをつけても良い(たとえば観測用の機体が別にある、自分を追尾して映す装置、など)ということになった。
 その他ルールであるが、暫定として次のようになった


1.ロボットを直接見て操縦してはいけない。(無線カメラの搭載が望ましい)

2.ロボットにはBB弾発射装置、ダメージセンサを取り付ける。できれば残弾センサも付ける。

3.俯瞰カメラは使用しない(記録用としてはありえる)。

4.ダメージセンサは前と左右の3箇所。今回は後面にはつけない。

5.ダメージセンサは太陽電池方式とする。センサ取り付け角度は45度とする(室内灯の光が入るように)。尚、戦闘開始前に、あらかじめ窓が開いた板によってその環境でのダメージ量を設定し、その値に達したら装甲破損とする。


6.弾切れ時は、自力で操縦ルームまでたどり着けた場合に補給可能とする。操縦ルームに戻る途中で破壊される可能性もある



 尚、ルールについてはやりながら変わっていく可能性もある。勝ち負けの判定だが、殲滅戦(どちらかが全滅したら負け)とフラッグアタック(本拠地を攻撃されたら終わり)があるがどちらでやるかもやってみての検討となった。


 大日本技研と米帝はBluetoothを使ってPCでデータ処理するので、PCからシステムメッセージを出したい、と個人的に考えた。女性の声が良いと考え、人形使いさんにお願いして「残弾5%です」などのシステムボイスを録音させてもらった。録音した声を聞いたが、人形使いさんの声はなんとなく機械っぽくてシステムボイスに最適であった。最高のファティマ声であると言えるであろう。残弾センサーの表示は、たなか氏から「ガンダム方式が良い」ということで、黄色い四角がだんだん減っていくグラフィックにすることに。これらを修正して次回の打ち合わせの望む予定である。



残弾表示装置の実装

2X10年1月16日

 
 今日も我が帝国は快晴。 ひさしぶりに何も無い土曜日なので作業を進める。


 
 先の練習会で、大日本技研から技術供与を受けたセンサー取り付け冶具を使って、残弾センサーを取り付けてみた。写真の白いパーツがそれである。箱部には赤外線を通す穴が空いていて、BB弾通過をきちんと検知できるようになっている。動作テストをしたところ非常に良好な動作であった。


 
 残弾センサーの動作が確実になったところで、PC上でのグラフィック表示部も書いてみた。ガンダムのコクピットでググるとコクピットの画像が出てくる。記憶では縦バーで色は黄色だと思ってたが、検索画像はどれも横バーでオレンジだった。レイアウトの関係からとりあえず縦バーにしてみる。グラフィック表示のやり方がよくわからなかったので、イラストレータで書いた絵を、残弾によって差し替える、という方法にした。



 
 グラフィック部を実装したところがこの画面である。実際に発射してみたが問題なく動作した。

 プロジェクトをそのまま圧縮したのがこちら。

 BBMonitor.lzh



システム音声の実装

2X10年1月23日

 本日はシステム音声を実装してみる。

 先日の練習会で人形使いさんに残弾警告などのシステム音声を録音してもらったのでそれを再生できるようにプログラムを変更した。

 尚、プログラムについてはこちらのページを参考に作ってみた。
 DOBON.NETの音声ファイル再生プログラムのページ

 とりあえず、指定したファイルの再生と、五十音音声のテキスト入力による発声の部分を別クラスで記述。ファイル再生部分は下記のようになる。



 再生方法はいろいろあるが、録音ファイルがmp3だったので、WindowsのMCIというのを使うのが良いようだ。上記サイトのサンプルプログラムをほぼそのままで問題なく動作した。上記サイトではWAVEやMIDIの再生方法も詳細されている。
 録音した音源はトリムが必要だが、私はフリーソフトのAudacityを使っている。mp3ファイルをぶつ切りにするときなどに便利なソフトだ。

 とりあえず、リロードボタンを押すと「リロードしました」と言うようにしてみて、問題なく動作するのを確認した。

 今週はここまで。

 
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