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3軸加速度センサーVer2 の紹介



<概要>

 浅草ギ研製「3軸加速度センサーVer2」は1.5G〜6Gの測定範囲を可変で設定できる超小型3軸加速度センサチップに、電源などを取り付けて使いやすくしたセンサーボードです。

 電圧出力型ですが、アンプ内蔵なのでマイコンなどと直接接続することができます。

 電源電圧は3.3V又は4.3〜16Vと電源の種類を選びませんので、市販のマイコンボードやロボットキットなどに直結することができます。(内部3.3V動作。出力値最大約3V)

 加速度だけでなく、傾けることによる重力にも反応しますので傾きセンサーとしても使えます。

注)浅草ギ研で販売している2軸加速度センサの出力はパルス出力、こちらは電圧出力になります。マイコンなどで電圧出力の値を読み取る場合はマイコンのADコンバータ機能を使います。
<仕様>

電源電圧
 +3.3V 又は 4.3〜16V DC (*1)
消費電流
 7mA MAX
測定加速度
 6G/4G/2G/1.5G 可変(*2)
測定傾斜角
 -90°〜+90°
耐衝撃
 +-2000G
応答周波数
 XY:350Hz
 Z:150Hz
感度 (*2)
 1.5Gモード : 800mV/G (±7.5%)
 2Gモード: 600mV/G (±7.5%)
 4Gモード: 400mV/G (±7.5%)
 6Gモード: 200mV/G (±7.5%)  (*3)
オフセット電圧
(0G時の出力)
 1.65V (±10%)
出力電圧範囲
 VSS+0.25 〜 VDD-0.25 V
動作温度範囲
 -20度 〜 +85度
他軸感度
 ±5%
サイズ
 13.0mmx15.0mm
(*1)推奨電圧5.5V以下。高い電源電圧になると発熱が大きくなりますので、放熱板の取り付けなどの冷却処理を行ってください。熱により出力値が若干変わります。
(*2)設定方法は下で説明
(*3)加速度と出力値は比例

<価格>

 税込み 4,148円 (本体価格3,950円)

<ピン配列>

   

  S1〜Zは2mmピッチのスルーホールです。
  VccとGND(上図右の2つ)は2.54mmピッチのスルーホールです。
  お使いのアプリケーションに合った接続(コネクタの取り付け、ハンダ直付けなど)を行ってください。


<Gモード設定>

<DIPスイッチで設定する場合>
Gモードを「Gモード選択スイッチ」で選択する場合は次のようになります。出荷時は6Gモードになっているのでご注意願います。

  

<S1,S2端子で設定する場合>
GモードをマイコンなどのGPIOで設定する場合は、Gモード選択スイッチを6Gモードにし、GPIOにつないだS1,S2を次のように設定すると変更できます。HIGH=3.3Vになります。3.6V以上の電圧を加えると壊れますので注意して下さい。
尚、S1,S2はスイッチを6Gモードにした場合に内部で各1Kオームでプルアップされます。

モード S1 S2
6G(デフォルト)
4G
2G
1.5G



<重力とXY軸の傾きについて>

 加速度センサを傾斜センサに使用するケースが多くみられますのでここで、重力加速度と傾斜について説明します。地球の重力は垂直方向に1Gです。加速度センサを傾けるとこの重力に反応しますので90°傾けると1Gの力が生じます。 傾きと重力の関係は次の図のようになります。



 
以上から 重力加速度(G) = Sin(傾き角度) と言えます。

 <動作イメージ>の図の公式で重力加速度(G)が計算できますのでアークサイン関数を用いて角度を計算することができます。

角度
Sin
0°
0.0000
10°
0.1736
20°
0.3420
30°
0.5000
40°
0.6428
45°
0.7071
50°
0.7660
60°
0.8660
70°
0.9397
80°
0.9848
90°
1.0000
 マイコンでSinなどの三角関数の計算をするには非常にパワーが必要で、場合によってはメモリが足りなくなる場合があります。このような場合は三角関数のテーブルを作っておき、その値と比較しておおまかに角度を求めるとメモリを消費せずに角度を求めることができます。
 左の表は10°ごとのSinの三角比の表です。上で求めた(G)の値がどの範囲に入っているかをこの表と比較することにより、 10°単位での解像度で角度を求めることができます。

 今、たとえば測定結果から0.7Gとの結果が出たとしますと、左の表から約45°傾いているということがわかります。


<重力とZ軸の傾きについて>

 Z軸は基板を水平にしている時に下方向に常に1Gの重力が加わりますので常に+1Gの出力になります。基板を任意の方向に90°傾けると0G、さかさまにすると基板上方向に1Gですので-1Gの出力となります。

    
 


<ドキュメント>

 ■3軸加速度センサVer2取り扱い説明書





<使い方事例サンプルプログラム>


 ■PCからAGB65−ADC経由で加速度を測定する

 ■BASICスタンプと接続−>こちらのADCとの接続を参照 もしくはAGB65-ADCを使用してください。

 ■H8と接続してみる−>こちらとほぼ同じ

 ■PICと接続してみる−>こちらとほぼ同じ

 ■AVRと接続してみる



<Q&A>

Q:測定範囲が1.5〜6Gとあるが、ロボット作成には何Gまで測れればよいのか?
A:ロボットの作り方と用途によっても変わってきますが、一般的に 手足の動き−>2Gぐらい、 転倒時の衝撃−>10Gぐらい といわれています。
傾きセンサとして使用する場合は、1.5Gモードにすると出力の幅が大きくなるので1.5Gモードが向いています。

Q:浅草ギ研で販売している2軸加速度センサとの違いは?
A:2軸加速度センサの方はパルス幅出力なので通常のデジタルIOで読み取りができますが、この3軸加速度センサは電圧出力なので、マイコンで 読み取る場合にはマイコンにADコンバータ機能が必要です。
マイコンにADコンバータが無い場合、又はPCで加速度を読み取りたい場合は、別売のADコンバータボード「AGB65-ADC」を使えば、シリアル通信経由で加速度の値を読み取ることができます。
 
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