■ホビーロボット部品の製造・販売 
  モータコントローラ、センサ、音声、画像、無線モジュールなど、
■ホビーロボット制作記事のページ (各種マイコン、PCとの接続事例)
■特殊メイク、特殊材料の販売 ※特殊メイクのコーナーはこちらに移りました。
Top(お知らせ) 製品紹介 使い方とサンプルプログラム通信販売 リンク ロボット掲示板 会社案内
 Easy Robotics for all enthusiastic people!!!  ---HOBBY ROBOT PARTS SHOP ASAKUSAGIKEN---   Since 2003...

AC100V用ソリッドステートリレー「AC100SSR」 のページ




<概要>

■家庭用AC100VをON/OFFするソリッドステートリレー

 AC100SSRは家庭用のAC100Vをスイッチするリレーボードで、マイコンのIOなどでON/OFF制御できます。入力信号側とAC100Vとはソリッドステートリレーにより完全に電気的に分離されています。

■パソコンやLinuxボード、シーケンサーからの制御も可能
 オプションボードの使用により、パソコンなどのシリアル通信機能がついているコンピュータからON/OFFを制御することも可能です。

■ヒューズ付き
 販売時には500Wまでのヒューズが装着されています。
 ※ヒューズを変えれば、さらに大きいワット数を扱うことができます。詳しくは下の本文を参照願います。



<購入前のご注意>

■本製品は家庭用100Vコンセントに接続します。高い電圧を扱うので、取り扱いには十分注意してください。家電機器などの破損、もしくは感電などにより損害が起きても浅草ギ研は補償できかねますのでご了承下さい。


■長期間使用しない場合は接続を外してください。

■使用中に、煙や火花が出るなどした場合は、使用を即座に中止して下さい。



<価格>

 AC100SSR 4,200円 (本体価格4,000円)


 <オプション>

 デンジタル出力ボード
 AGB65−DO 5,250円 (本体価格5,000円)
 ※PCのCOMポート又はUSB、マイコンのUART、Bluetooth無線などによりON/OFFが可能。
  詳しくはAGB65-DOのページにて。



<仕様>

入力電圧
 +3.3V〜5.5V
制御電圧

 AC100V(家庭用コンセントの電源)

定格ワット数
 500W (ヒューズ交換により、500W以上も可能。詳しくは下記にて)
入力端子
 2.54mmピッチスルーホール
出力端子
 5mmピッチ端子ブロック
寸法/重量
 寸法25(W)x43(D)x25(H)mm 重量:13g  
付属品
 なし




<ピン配列>

   





<AC100V入出力コネクタ接続例>

 「AC100V入力」を家庭用コンセントに、「AC100V出力」を制御したいもの(電灯、暖房器具など)を接続します。本製品のコネクタは端子ブロックになっているので、市販の延長ケーブルなどを加工して接続してください。以下に取り付け例を示します。


 

 まず、1口用の延長ケーブルを用意します。今回は近くの電器屋で購入したELPA製の「ちょっとコード0.2m」を用意しました。実験なのでなるべく短いもの、と思い0.2mにしましたが、短すぎて取り回しに苦労しました。実際に使う場合は用途にあった長さのものを用意するとよいでしょう。コンセントなどを自作する場合は、線の太さに注意してください。あまり細い線をつないで、大きなワット数のものを動かすと、線が発熱したり燃えたりします。線の仕様などをよく検討して使ってください。ちなみにこの延長ケーブルは1200Wまで流せるものでした。


 

 基板との接続部は端子ブロックになっているので、延長ケーブルを切断し、被覆をむきます。上の写真のように、端子ブロックに入るだけの長さの分、向いてください。




 


 延長ケーブルを基板に取り付けたところが上の写真です。線をさしこんで端子ブロックのネジをまわして固定します。線がゆるいと抜けてしまうので、ネジはきちんと回してください。但し、端子ブロックは基板にハンダ付けされているだけなので、あまり強く締めると壊れる可能性もあるので注意してください。


<動作説明>

 

 信号入力にマイコンのIOを、信号GNDにマイコンのGNDを接続して下さい。信号入力に3.3〜5.5Vの電圧を加えると、AC100V出力がONになります。



 

 浅草ギ研のロボット神経システムでは、シリアル通信によりIOをHigh/Lowにするボード、AGB65-DOがあります。これと接続すれば、シリアル通信により、ON/OFFを制御することが可能です。AGB65シリーズはRS232C、USB、Bluetoothインターフェイスもあるので、それらを使い、パソコンやLinuxボード、シーケンサなどからも制御可能となります。



<ヒューズと出力について>

 出荷時には定格電流5Aのヒューズが装着されています。これで制御できるのは約500Wまでです。500W以上の機器をON/OFFしたい場合は、ヒューズの容量を大きいものに変えてください。ヒューズは「20mmサイズのガラス管ヒューズ」を使ってください。ヒューズ直径は5mm前後のものが使用できます。

 出荷時添付の5Aのヒューズで500W以上のものをONにすると、ヒューズが切れます。ヒューズが切れても基板は損傷しないので、ヒューズを交換すればまた使えるようになります。

 身近なものですと、電気湯沸かし器や、出力が大きいドライヤーは、標準添付のヒューズでは動かせません。


 ※標準添付のヒューズは理論値では500W以上でも使用できますが、念のため、500W以上の場合はヒューズを替えてください。






<使用上の注意>


・このボードは電子機器です。取扱い、輸送時には静電気対策を行ってください。ICの足や、各ピンを直接手で触ったりすると静電破壊される場合があります。

・本製品は高い電圧を扱いますので、取り扱いには十分注意してください。

 




(C)Copylight 2003. 有限会社浅草ギ研 | 通信販売の法規(訪問販売法第8条)に基づく通信販売業者の表示